陸上男子3000メートル障害 五輪入賞の三浦が大学生の大会連覇

東京オリンピックの陸上男子3000メートル障害で7位に入り日本選手初の入賞を果たした三浦龍司選手が埼玉県で行われた大学生の大会に出場し、2連覇を達成しました。

陸上男子3000メートル障害で日本記録を持つ順天堂大の2年生、19歳の三浦選手は東京オリンピックでは7位に入り、この種目、日本選手で初めての入賞を果たしました。

19日は、オリンピック後、初めてとなるレースとして埼玉県熊谷市で行われた大学生の大会、日本学生対校選手権に出場しました。

駅伝に向けて練習を重ねている影響で好調とはいえない中でのレースでしたが、三浦選手はスタート直後から飛び出すと、その後も後続との差を大きく広げ、一度も先頭を譲ることなくトップでフィニッシュしました。

タイムは、みずからの日本記録に20秒以上届かなかったものの、8分32秒47でこの大会2連覇を果たしました。

このほか、オリンピックに出場した男子選手では、110メートルハードルで日本選手として57年ぶりの準決勝に進出した泉谷駿介選手が13秒29の好タイムで優勝したほか、400メートルハードルで準決勝に進出した山内大夢選手が49秒28で優勝しました。

女子選手では、400メートルリレーに出場した齋藤愛美選手が200メートルに出場し、23秒76で優勝しました。

三浦「どんどんレベルアップしていきたい」

三浦龍司選手は今シーズン最後となった3000メートル障害のレースを振り返り「着実に順位をとりにいこうとレースに臨んだ中で優勝することができた。駅伝シーズンに向けてロードの練習に移行しているところなのでピークの時と比べてキレは違っていたが、今できる最低限の走りはできたと思う」と話していました。

また、オリンピックで日本選手初の入賞を果たすなど飛躍した今シーズンを振り返り「オリンピックでは結果も出てうれしかったが、自分の中では終わったこととして、きれいに消化している。パリオリンピックに向けての目標も明確になったので、どのような準備をしていこうか考えている。じっくり3年後を見据えて、どんどんレベルアップしていきたい」と話していました。

泉谷「アベレージタイム 上げていきたい」

泉谷駿介選手は今シーズン最後となった110メートルハードルのレースを振り返り「朝、起きたときに疲れていて不安もあったが、思ったよりいいタイムが出せてよかった」と話していました。

泉谷選手は今大会、走り幅跳びや400メートルリレーにも出場していて「足や腰が張っていて体が限界だったので『やっと終わった』という気持ちもある」とほっとした様子で話していました。

一方、110メートルハードルで日本記録をマークした今シーズンを振り返り「うまくいったシーズンになった。ただ、世界のハードルのレベルは上がってきているので、自分のアベレージタイムを上げていきたい。13秒1台のタイムを常に出せるようにして、世界の舞台で上位に入りたい」と今後への意気込みを話しました。