自民党 竹下亘 元総務会長が死去 74歳 復興相など歴任

自民党竹下派の会長で、復興大臣などを務めた竹下亘・元総務会長が17日夜、食道がんのため東京都内の自宅で亡くなりました。74歳でした。

竹下氏は、衆議院島根2区選出の当選7回。

NHKの記者を経て、兄の竹下登元総理大臣の政界引退に伴い、平成12年の衆議院選挙で初当選しました。
平成26年には、第2次安倍改造内閣で復興大臣として初入閣し、東日本大震災で被災した人たちの生活再建など、復興の加速化に力を尽くしました。

平成28年には、自民党の国会対策委員長に就任し「共謀罪」の構成要件を改めて「テロ等準備罪」を新設する改正組織犯罪処罰法や、上皇さまの天皇退位に向けた特例法などを成立させるため野党側との調整にあたったほか、翌年から約1年間、党の総務会長を務めました。
また平成30年からは、兄の竹下元総理大臣が旗揚げした派閥の会長に就任し、竹下派を率いていました。
おととし1月には、食道がんであることを公表し、約10か月入院するなどして治療にあたったあと、政治活動を再開していましたが、ことし春ごろから、国会審議や派閥の会合の欠席が続き、7月には次の衆議院選挙には立候補せず、政界を引退することを明らかにしていました。
関係者によりますと、竹下氏は17日夜、東京都内の自宅で、食道がんのため亡くなったということです。
74歳でした。

岸田前政調会長「包容力のある政治家だった」

自民党の岸田前政務調査会長は、記者団に対し「突然の逝去の報に接し、驚き、本当にさみしい思いだ。特に国会対策委員長として汗をかかれていた姿が印象に残っている。他人に優しく自分に厳しい包容力のある政治家だった。竹下氏と同じ中国地方の議員として努力を続けていきたい」と述べました。