アルジェリア ブーテフリカ前大統領死去 20年間政権担う

北アフリカのアルジェリアで、おととしまで20年にわたり大統領を務めたブーテフリカ氏が亡くなりました。84歳でした。

ブーテフリカ氏は10代のころ旧宗主国、フランスからの独立闘争に身を投じ、1962年のアルジェリアの独立後、20代の若さで外相に抜てきされました。

1999年の大統領選挙で初当選し、以来20年にわたり政権を担い、長く続いてきた内戦を終結に導きました。

一方で、2013年に南東部のイナメナスで天然ガス施設が襲撃され、日本人10人を含む40人が死亡するなど、イスラム過激派勢力への対応では課題も残しました。

おととし5期目を目指して立候補を表明しましたが、強権的な政治手法や汚職のまん延などに対する国民の不満が広がるなか「第2のアラブの春」とも言われる大規模な抗議デモが各地で広がり辞任に追い込まれました。

ブーテフリカ氏は8年前に脳卒中を患ってからは公の場に姿を見せる機会が減っていましたが、アルジェリアの国営テレビは17日、ブーテフリカ氏が、84歳で亡くなったと伝えました。