温室効果のメタン 2030年までに少なくとも30%削減 米大統領

世界のエネルギーと気候に関する首脳級のオンライン会合が、日本時間の17日夜開かれ、アメリカのバイデン大統領は、地球温暖化に影響を及ぼす「メタン」の世界的な排出量を2030年までに少なくとも30%削減することを目標とする取り組みを始めると発表しました。

この会合は、来月末からイギリスで開催される気候変動対策の国連の会議COP26に向けて、アメリカのバイデン大統領が主催したもので、各国の首脳級が参加し、日本の菅総理大臣もビデオメッセージを寄せました。

この中でバイデン大統領は、地球温暖化に影響を及ぼす「メタン」について、2030年までに世界的な排出量を2020年と比べて少なくとも30%削減することを目標とする取り組みをEU=ヨーロッパ連合とともに始めると発表しました。

そのうえで「メタンの削減は温暖化対策として有効なだけでなく、公衆衛生の改善や農業生産の向上という非常に有益な副次的な効果ももたらす」と述べて各国に対し、取り組みへの参加を呼びかけました。

「メタン」は、家畜の飼育やごみの埋め立てなどで排出される気体で、二酸化炭素と比べて20倍以上の温室効果があるとされています。