米軍普天間基地の汚水 日本側負担で処分へ 台風時期の緊急措置

沖縄のアメリカ軍普天間基地で保管されている有機フッ素化合物を含む汚水について、政府は、台風シーズンの緊急的な措置として、日本側が引き取り、9200万円を負担して処分することなどで、アメリカ側と合意したと発表しました。

アメリカ軍普天間基地で保管されている有機フッ素化合物のPFOSとPFOAを含む汚水の処分について、日米両政府が協議する中、先月26日、アメリカ軍が、処理した汚水を下水道に流したことに沖縄県などが抗議しました。

これを受けて、政府はアメリカ側とさらに協議を進めた結果、台風シーズンの緊急的な措置として、日本側が汚水を引き取って処分することや、汚水が雨水とともに、貯水槽に流れ込むことを防ぐために施設の補修を進めることで合意したと発表しました。

アメリカ側の説明では処分の対象となる汚水は36万リットルで、防衛省は処分にかかる費用として9200万円を見込んでいますが、現地調査の結果、汚水の量が増えれば、費用もかさむことが予想されます。

在日アメリカ軍基地の汚水の処分を日本側の負担で行うのは、初めてだということです。