神戸市の王子動物園の人気者、ジャイアントパンダの「タンタン」は16日、26歳の誕生日を迎えました。
人間では70代に相当し、ことし4月には心臓病が見つかって、大好きな、ささをあまり食べない日もあるなど、体調にばらつきが見られるということで、ことしは誕生日のイベントは見送り、通常の公開のみが行われました。
その代わりに飼育員だけで、好物のリンゴなどをあしらった、かき氷とハンバーガーをプレゼントしてお祝いをし、タンタンはおいしそうに食べたということです。
神戸 動物園のパンダ「タンタン」26歳の誕生日 飼育員が祝う
神戸市の王子動物園のジャイアントパンダ「タンタン」が16日、26歳の誕生日を迎えました。人間では70代にあたるということで、飼育員たちが好物のリンゴなどをあしらった、かき氷でお祝いしました。
平成12年に中国から来たタンタンは、貸与期限が去年7月に切れたものの、新型コロナの感染拡大で、戻す見通しが立っていないということです。
神戸市の50代の女性は「ことしも見て祝うことができてうれしいです。体調が心配なので、穏やかに過ごしてほしい」と話していました。
王子動物園の加古裕二郎園長は「誕生日が分かっているのか、愛らしいしぐさをしてくれて大変うれしいです。神戸市民にとっては、阪神・淡路大震災からの復興のシンボルであり、これからも『太陽』のような存在であってほしい」と話していました。
神戸市の50代の女性は「ことしも見て祝うことができてうれしいです。体調が心配なので、穏やかに過ごしてほしい」と話していました。
王子動物園の加古裕二郎園長は「誕生日が分かっているのか、愛らしいしぐさをしてくれて大変うれしいです。神戸市民にとっては、阪神・淡路大震災からの復興のシンボルであり、これからも『太陽』のような存在であってほしい」と話していました。