香港政府 民主派の区議7人 忠誠の宣誓を無効と判断 資格剥奪へ

香港では、区議会議員が政府に忠誠を尽くすと宣誓することが求められるようになり、第1陣で宣誓した民主派の7人について香港政府は無効と判断しました。7人は議員資格を失うことになります。

香港では、「愛国者による統治」を進めるためとして中国の習近平指導部によって選挙制度が変更されたのにともない、区議会議員は香港政府に忠誠を尽くすと宣誓することが求められるようになりました。

今月10日に第1陣として区議会議員24人が宣誓を行いましたが、香港政府は、15日、このうち7人の宣誓は無効と判断したと発表しました。

7人はいずれも政府に反対する立場の民主派で、このまま議員資格を失うことになります。

香港政府は、7人の宣誓を無効とした詳しい理由について明らかにしていませんが、このうち楊雪盈氏ら2人は民主派が去年7月に行った予備選挙に関連し、香港国家安全維持法違反で起訴されています。

宣誓をめぐってはことし6月以降、議員資格の剥奪や、刑事罰を科されるのを避けるため、多くの民主派議員がみずから辞職する事態となり、議席の8割余りを占めていた民主派の半数以上にあたるおよそ270人がすでに区議会を去っています。