中国外相 韓国の大統領と会談 朝鮮半島非核化などで意見交わす

中国の王毅外相は、訪問先の韓国で外相会談を行ったのに続いてムン・ジェイン(文在寅)大統領と会談し、朝鮮半島の非核化に向けた協力などについて意見を交わしました。一方で、王外相の韓国滞在中に北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、韓国メディアは、中国の立場を難しくしかねないとする見方も伝えています。

中国の王毅外相は、ベトナムやカンボジア、それにシンガポールに続いて、14日から韓国を訪れていて、15日午前、ソウルでチョン・ウィヨン(鄭義溶)外相と会談し、両国の関係強化について意見を交わしました。
このあとムン・ジェイン大統領と会談し、韓国大統領府によりますと、ムン大統領が北朝鮮との対話再開に向けて中国の協力を求めました。

これに対して、王外相は朝鮮半島の非核化と南北関係の発展を支持する立場だとしたうえで、引き続き建設的な役割を果たしていくとする考えを示したということです。

このあと王外相は、チョン外相と昼食をともにしましたが、韓国の連合ニュースによりますと、昼食の直前に北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、これについて王外相は立場を示さなかったということです。

連合ニュースは「北朝鮮は王毅外相が韓国にいる間にミサイルを発射した。韓国政府が朝鮮半島の平和に向けた役割を中国に頼むなかで、中国の立場を難しくしかねないとみることもできる」と伝えています。