コロナ長期化 日本航空などが海外体験の教育プログラム開発

新型コロナウイルスの影響で旅行需要が大幅に落ち込む中、日本航空と日本旅行は、海外の生活習慣や英語でのコミュニケーションなどを学ぶことができる教育プログラムを開発し、さいたま市内の高校で体験学習が行われました。

この教育プログラムは、旅行需要の大幅な落ち込みで厳しい経営状況が続いている日本航空と日本旅行が共同で開発したもので、15日の体験学習には、さいたま市の浦和実業学園高校の2年生、70人余りが参加しました。
生徒は、海外の経験が豊富な国際線の客室乗務員の講師から、外国人とのコミュニケーションの取り方を学んだほか、日本航空のシンガポールや上海の拠点とオンラインでつなぎ、現地の客室乗務員に、海外での仕事や日本の印象などについて英語で質問していました。

感染拡大の影響が長期化して、海外への修学旅行や留学の機会が失われる中、航空会社や旅行会社のノウハウを生かして、海外について学んでもらうのがねらいで、今後は機体を貸し切っての遊覧フライトのほか、機内アナウンスの体験も行われるということです。

参加した男子生徒は「本当は留学したかったですが、海外で活躍している人たちの話を聞くことができ、とてもいい経験になりました」と話していました。

この高校では、2年生が参加するハワイへの短期留学が2年連続で中止になっていて、岡田慎一副校長は「留学を実施できない状況が続いているが、生徒には、できるかぎりの国際教育を提供していきたい」と話していました。