立民「在宅でも抗体カクテル療法を」 医療体制整備を申し入れ

新型コロナウイルスに感染し、自宅で療養している人への対応を強化すべきだとして、立憲民主党は、在宅でも「抗体カクテル療法」を受けられる医療体制を早急に整えることなどを田村厚生労働大臣に申し入れました。

立憲民主党の長妻副代表ら6人は、国会内で田村厚生労働大臣と面会し、新型コロナ対策の要望書を手渡しました。

要望書では、新規感染者数は減少傾向にあるものの、10万人以上が自宅療養中で、対応を強化すべきだとして、入院や外来の患者などに使用が限られている「抗体カクテル療法」を在宅でも受けられるよう医療体制を早急に整えるよう求めました。

また、訪問診療に取り組む医療機関を支えるため、診療報酬をさらに引き上げるべきだとしています。

田村大臣は「しっかり対応していきたい」と述べました。

このあと、長妻氏は「政府内には『一山越えた』という雰囲気が漂うが、なお10万人以上の自宅療養者がいるので、きちんと対応に専念してもらいたい」と述べました。