中韓外相会談 韓国外相 “韓国の対北朝鮮政策”の支持求める

中国の王毅外相と韓国のチョン・ウィヨン(鄭義溶)外相がソウルで会談しました。この中で朝鮮半島情勢をめぐってチョン外相は韓国政府の対北朝鮮政策を引き続き支持するよう求めました。

中国の王毅外相はベトナムやカンボジア、それにシンガポールに続いて、14日から韓国を訪れていて、15日午前、ソウルでチョン・ウィヨン外相と会談しました。

会談の冒頭で王外相は、中韓両国の国交樹立から来年で30年になることについて「両国は密接に交流して戦略的パートナー関係を構築してきた」と述べたうえで、さらなる関係強化をはかる考えを示しました。

これに対し、チョン外相は「朝鮮半島の完全な非核化と恒久的な平和定着という共同の目標達成のため、両国は核心的なパートナーとして緊密に協力してきた」と強調し、韓国政府の対北朝鮮政策を引き続き支持するよう求めました。

朝鮮半島情勢をめぐっては、北朝鮮が長距離巡航ミサイルの発射実験に成功したと発表し、日米韓の高官は14日に最新の情報を共有し、引き続き連携を強化する方針を確認しています。

会談に先立ち、韓国の通信社 連合ニュースは、米中関係に関連した意見も交わされるとみられると伝えていて「王外相が韓国と米国の接近をけん制する可能性もある」という見方も報じています。