細田派 高市氏と岸田氏の2人支持 投票は議員判断 総裁選

自民党総裁選挙をめぐって、党内最大派閥の細田派は、派閥として支持する候補者の一本化を見送り、高市前総務大臣と岸田前政務調査会長の2人を支持するとし、どちらに投票するかはそれぞれの議員の判断に委ねることになりました。

自民党細田派は、14日午後、総裁選挙への対応を協議するため総会を開き、96人の所属議員のうち、およそ70人が出席しました。

出席者からは「派閥として明確な方針を打ち出すべきだ」という意見の一方、「地域の実情などを踏まえて自由に選びたい」という声も出されました。

これを受けて、会長を務める細田元幹事長は「総裁を選ぶことは、政治家にとって極めて重大な政治活動で、最終的には個人の責任だが、派閥の政策的な方向性や理念を考えると高市前総務大臣と岸田前政務調査会長を支持の対象としたい」と述べ、支持する候補者の一本化を見送り、高市氏と岸田氏を支持する考えを示しました。

そのうえで細田氏が、どちらに投票するかはそれぞれの議員の判断に委ねることも合わせて提案したのに対し、異論はなく了承されました。

このあと事務総長を務める松野・元文部科学大臣は記者団に対し「『どうぞご自由に』ということではない。政策実現に向かってリーダーを選ぶのは重要な行為で、派閥としての方向性を示すべきだというのが細田氏の考え方だ」と述べました。