シンガポール 80%ワクチン接種終えるも 新たな感染者増加傾向

シンガポールでは、新型コロナウイルスのワクチンの接種を終えた人が人口の80%を超えましたが、新たな感染者の増加傾向が続いていて、現地の保健当局は、高齢者などに対して不要な外出や人との接触を減らすよう呼びかけています。

シンガポールでは新型コロナのワクチンの接種が進み、保健省によりますと、接種を終えた人は今月12日時点で人口の81%と、世界的にも高い水準になっています。

しかし感染力の強い変異ウイルス、デルタ株が広がる中で、一日当たりの新たな感染者数は先月下旬から増加傾向になり、13日は607人と、この3週間でおよそ6倍に増えました。
シンガポール保健省は「感染者が増加しても、ワクチンの接種により重症化は抑えられている」として、今の時点で経済活動などの厳しい制限は行わない考えを示す一方、高齢者やその家族などに対し、不要な外出を控え、人との接触を減らすよう呼びかけています。

マレーシア 新たな感染者2万人前後の日が続く

また、隣国のマレーシアでも、13日の時点で人口の53.5%が2回のワクチン接種を終えていますが、新たな感染者数は2万人前後の日が続いていて、今月11日には一日の死者の数が592人に上りました。

マレーシアでは、8割以上が接種を終えても感染が広がっている地域もあり、保健当局は、ワクチンを接種してもマスクの着用や人混みを避けるなどの対応を続けるよう呼びかけています。