ノルウェー 8年ぶり政権交代へ 労働党含む中道左派 過半数獲得

北欧のノルウェーで、格差の是正や環境問題などを争点に議会選挙が行われ、野党・労働党を中心とした中道左派の勢力が過半数を獲得して、8年ぶりに政権が交代することになりました。

ノルウェーの議会選挙は、12日から13日にかけて投票が行われました。

地元メディアによりますと、開票率99%の段階で、169議席のうち、ソルベルグ首相が率いる保守党を中心とする中道右派の連合が68議席にとどまったのに対し、野党・労働党を含む中道左派の勢力が合わせて89議席と過半数を獲得し、8年ぶりに政権が交代することになりました。

2期、政権を担ってきたソルベルグ首相は敗北を認めました。
一方、労働党のストーレ党首は「われわれは長い間待ち続けたがとうとうやり遂げた」と勝利を宣言し、今後、各党と連立協議を進める考えを示しました。

今回の選挙では、格差の是正のほか、北海油田を抱え、ヨーロッパ最大の産油国であるノルウェーの環境政策が争点となりました。

第1党となる労働党は、環境に配慮しながら石油やガスの開発を続けていく立場で、開発の停止を訴える緑の党との連立は避けるとみられていますが、環境政策ではほかの左派政党とも温度差があることから、今後の連立交渉の行方が焦点となります。