警察庁 新長官に中村格次長が就任へ

全国の警察のトップ・警察庁の長官が交代し、新しい長官には中村格次長が就任することになりました。

中村氏は福岡県出身の58歳。

1986年に警察庁に入り、警視庁の捜査2課長や刑事部長など主に事件捜査や組織犯罪対策の部門で勤務しました。

また、2009年から2015年まで、民主党と自民党の両方の政権で、合わせておよそ5年半、官房長官の秘書官を務めました。

警察庁は来年新たに「サイバー局」を設置する方針で、深刻化するサイバー攻撃への対応や海外の機関との連携などが課題になります。

去年1月に就任した松本光弘長官は勇退します。

松本長官は東京オリンピック・パラリンピックでの大規模な警備やテロ対策などを指揮したほか、あおり運転の厳罰化など交通安全対策にも重点的に取り組みました。

この人事は今月22日に発令されます。

官房長官「実績を踏まえ任命」

加藤官房長官は閣議のあとの記者会見で、記者団が、菅総理大臣が官房長官の時に秘書官を務めた中村氏を起用した理由を尋ねたのに対し「適材適所で進めてきた。中村氏は、東京オリンピック・パラリンピックの警備などでも職責を十分に全うし、警察行政でのさまざまな実績を踏まえ、警察庁長官に任命するということで、閣議決定で承認した。引き続き、サイバー空間における脅威への対応など、国民生活を守っていくために職責を全うしていただけるものと考えている」と述べました。