日立 CO2排出量2050年度まで実質ゼロを目標に 取引先含めて

およそ3万社の取引先を持つ日立製作所は、自社だけでなくサプライチェーン全体で2050年度までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにするという新たな目標を策定しました。
取引先も含めてカーボンニュートラルを実現しようという動きが国内外で広がっています。

日立製作所によりますと、原材料の調達や製品の生産などサプライチェーン全体の二酸化炭素の排出量は昨年度はおよそ7200万トンで、このうち9割余りは自社の事業活動以外の排出だということです。

これまで自社の排出量を実質ゼロにするという目標は設けていましたが、脱炭素の取り組みを加速させるため、新たに2050年度までにサプライチェーン全体で実質ゼロにするという目標を策定しました。

日立の取引先の数はグループ全体でおよそ3万社と国内有数です。

まずは、取引額の7割を占めているおよそ800社と具体的な計画づくりを始め、最新のエネルギー管理システムも活用しながら達成を目指すとしています。

取引先も含め全体でカーボンニュートラルを目指す動きは、海外ではアメリカのアップルが2030年までに、国内でも大手金融グループの三井住友と三菱UFJが投資先、融資先を含めて2050年までの達成を目標とするなど国内外で広がっています。