接続水域航行の潜水艦「中国のものと推定」官房長官

鹿児島県の奄美大島の周辺で外国の潜水艦が浮上しないまま日本の領海のすぐ外側にある接続水域を航行したことについて加藤官房長官は、中国の潜水艦と推定しているとして、外務省が中国側に対し状況を注視していることを示す関心の表明を行ったと明らかにしました。

今月10日、奄美大島の東の接続水域を外国の潜水艦1隻が浮上しないまま北西に向けて航行しているのを海上自衛隊の護衛艦と哨戒機が確認し、追尾に当たりました。

これについて加藤官房長官は13日午前の記者会見で「さまざまな情報を総合的に勘案し、潜水艦は中国のものと推定している」と述べました。

そして「今回、わが国領海への侵入はなかった。国際法上、外国の潜水艦が沿岸国の接続水域内を潜水したまま航行することは禁じられているわけではないが、潜没した潜水艦がわが国接続水域で確認されたことは注視すべき状況だ」と述べました。

そのうえで加藤官房長官は、目的などについて情報収集と分析を行うとともに、外務省の局長級レベルで中国側に対し状況を注視していることを示す関心の表明を行ったと明らかにしました。