自民党総裁選 立候補表明3氏の動き活発に 各派閥も調整本格化

自民党総裁選挙は今週17日の告示を前に立候補を表明している3人の支持拡大に向けた動きが活発になっています。党内の各派閥でも今週、支持する候補の調整が本格化する見通しです。

菅総理大臣の後継を選ぶ自民党総裁選挙で立候補を表明している岸田前政務調査会長、河野規制改革担当大臣、高市前総務大臣の3人は週末、支持拡大に向け政策などをアピールしました。

岸田氏はインターネットを通じて寄せられた質問に答え、中国との関係について、アメリカなど関係国と連携して毅然と対応し、人権問題担当の総理大臣補佐官を新設する方針を示しました。

河野氏は女性の党員とオンラインで意見を交わし、保育士の処遇改善に取り組むことや、社会で活躍する女性の話を子どもたちに聞いてもらう機会を積極的に設ける考えを説明しました。

高市氏はテレビ番組で、総理大臣になっても続けるとしている靖国神社への参拝について、外交問題になることはありえないとしたうえで、アメリカや中国などにも考え方を十分説明したいという認識を示しました。

また石破元幹事長は党内の情勢などを見極めて、近く立候補するかどうか最終的に判断するとしていて、野田幹事長代行は立候補に必要な推薦人20人の確保に向けて働きかけを続けています。

一方、岸田派以外の党内の各派閥でも今週、調整が本格化する見通しです。

竹下派や谷垣グループの幹部からは岸田氏を支持する声が出ていて、所属議員を集めて対応を協議することにしています。

河野氏は所属する麻生派の中堅・若手や石破派の一部、それに菅総理大臣に近い無派閥の議員などで支持する動きが出ています。

高市氏は、かつて所属していた細田派の一部議員を中心に、保守的な政治信条に賛同する議員の間で支持する動きが出ています。