ブランド里芋 「伊予美人」の収穫始まる 愛媛 四国中央

中四国地域で里芋の生産量が最も多い愛媛県の四国中央市で、ブランド化した里芋「伊予美人」の収穫が始まりました。

「伊予美人」は愛媛県が開発し地元のJAがブランド化した里芋で、俵型の丸みが美しく断面は真っ白で、粘りけのある食感が特徴です。

毎年この時期に収穫が始まり、生産に取り組んで40年近くになる市内の尾藤秋貞さんの畑では、高さ1.5メートルほどに伸びた葉や茎を短く切ったあと、トラクターで里芋の塊になっている株を掘り起こし、その株を小さく割って収穫していました。
愛媛県の東部は「やまじ風」と呼ばれる、フェーン現象による強風が吹きますが、地中で育つ芋類はこうした局所的に吹く風の影響を受けにくいということです。

尾藤さんは「大事に育て、誰にでも自信をもって勧められる里芋ができました。酢みそであえた田楽や美容食としてサラダに混ぜる食べ方がお勧めです」と話していました。

芋は選果場で等級ごとに仕分けられ、主に関西方面に向け出荷されます。

JAによると近年、県外でも「伊予美人」の認知度が高まり、比較的高値で取り引きされるとして、市内の生産農家の数も年々増えているということで、ことしは去年より25%ほど多い5000トンの出荷を目指しているということです。