大相撲 秋場所初日 新横綱 照ノ富士が土俵入り披露

大相撲秋場所が初日を迎え、新横綱 照ノ富士が本場所で初めて横綱土俵入りを披露しました。

東京など19都道府県で「緊急事態宣言」の延長が決まった中、東京 両国の国技館では、およそ5000人の観客を入れて、大相撲秋場所の初日を迎えました。

日本相撲協会の八角理事長は、土俵上からファンに向けて行う初日恒例の協会あいさつで、「力士たちは厳しい感染対策の中、稽古に精進してきました。新横綱をはじめ、全力士は白熱した相撲で皆様のご期待にお応えすると思います」と述べました。

このあと新横綱の照ノ富士は、露払いに照強、太刀持ちに宝富士のいずれも同じ伊勢ヶ濱部屋に所属する関取を従えて、引き締まった表情で花道から入場しました。

そして、初めて本場所の観客の前で「不知火型」の横綱土俵入りを披露しました。

照ノ富士は力強くしこを踏み、両手を左右に大きく広げた不知火型独特のせり上がりを見せていました。

観客からは、新横綱への期待を表すように大きな拍手が送られていました。

八角理事長「照ノ富士は自信が表れている」

日本相撲協会の八角理事長は、新横綱・照ノ富士の横綱土俵入りを「落ち着いている。ここ数場所は、優勝争いも、優勝もしているし相撲に自信が表れている。堂々としている」と評価したうえで、初日の取組については「いつもとは違う緊張感だった。いい踏み込みができて右四つになれた。左上手もいいところを取れた。初日に勝ったことで、またあすから普通に相撲が取れるだろう」と話しました。

一方で、宮城野部屋の力士が新型コロナウイルスに感染したため、横綱 白鵬など、部屋の力士全員が休場したことについては「残念だが、こればかりは気をつけていても感染する人はいる。誰かが感染しているかもわからないし、本場所で感染してはいけない。休場の措置はしかたがない」と話していました。