飲酒運転根絶に向け 通報義務づける条例の制定を提言 千葉

千葉県は、おととし発生した飲酒運転による死亡事故の件数が全国最多だったことを受けて、飲酒運転根絶に向けて、県民や飲食店などと協力して対策を推進すべきだなどとする報告書を取りまとめました。

千葉県内でおととし起きた飲酒運転事故は164件で、このうち死亡事故は全国最多の13件でした。

千葉県は、専門家や警察などで作る専門の部会で、飲酒運転の根絶に向けた対策を検討し、このほど報告書として取りまとめました。

このなかでは、おととし飲酒運転による事故を起こしたドライバーのうちおよそ半数が飲食店で酒を飲んだうえ、こうした店のおよそ半数が飲酒運転防止の呼びかけなどを行っていなかったとしています。

そのうえで、対策として警察の取締まりだけでなく県民の協力が必要不可欠だとして、飲酒運転をするドライバーを把握した際に警察への通報を義務づける条例の制定を提言しています。

また、飲食店に対しては利用客の交通手段を確認するなど、飲酒運転を防ぐための具体的な対策を取るよう協力を求めるべきだとしています。

千葉県は今後、対策の実現に向けた具体的な検討作業を進めることにしています。