印豪 初の「2+2」協議 中国念頭に安全保障面の連携強化で一致

インドとオーストラリアの外務・防衛の閣僚協議が初めて開かれ、インド太平洋地域で海洋進出を強める中国を念頭に、安全保障面での連携を強化することで一致しました。

インドとオーストラリアの初めての外務・防衛の閣僚協議、いわゆる「2プラス2」はインド側からジャイシャンカル外相とシン国防相が、オーストラリア側からペイン外相とダットン国防相が出席して、インドの首都ニューデリーで11日開かれました。

協議では、防衛情報の共有や後方支援の緊密な協力など、インド太平洋地域で海洋進出の動きを強める中国を念頭に、安全保障面での連携をさらに強化することで一致しました。

記者会見でインドのジャイシャンカル外相は「インド太平洋の平和的発展は両国関係の中心だ。ルールに基づいた国際秩序や航行の自由、主権の尊重などを含めて引き続き協力していく」と述べました。

また、オーストラリアのダットン国防相は「地域情勢がより複雑で不安定になる中、両国間の友情と連携は不可欠だ」と述べ、オーストラリア軍がアメリカ軍との間で2年ごとに実施し、日本の自衛隊も参加する合同軍事演習に、インドを招待すると表明しました。

中国との間では、インドが領土問題を抱えているほか、オーストラリアは貿易をめぐって対立し、それぞれ警戒感が高まっていて、両国は軍事面や経済面での結び付きを強化しています。