懲戒免職の警部補「暴力団関係者を協力者にしたかった」神奈川

暴力団員に捜査情報を漏らしていたなどとして、神奈川県警察本部は45歳の男性警部補を懲戒免職の処分にしました。「暴力団関係者を協力者にしたかった」などと話しているということで、警察は地方公務員法違反の疑いで捜査しています。

懲戒免職の処分を受けたのは、神奈川県警察本部の捜査2課に所属する45歳の男性警部補です。

警察によりますと警部補は、去年1月、警察が恐喝事件の関係先として組事務所に捜索に入る日付を暴力団員に教えたほか、6年前の平成27年には別の暴力団関係者にも捜査情報を伝えていたということです。

警部補は以前、暴力団対策課に所属していて、情報漏えいの相手とは、先輩の元警察官からの紹介で知り合ったということで、調べに対し「OBの顔を潰してはいけないし、暴力団関係者を協力者にしたかった」と話しているということです。

警察は地方公務員法違反の疑いで捜査しています。

また、警部補はほかにも情報収集の過程で、都内のクラブで総額数十万円の接待を受けたり、無届けでレストランの評価をする覆面調査員をしたりしていたということで、警察は10日に懲戒免職の処分にしました。

神奈川県警察本部監察官室の重江光一室長は「警察の捜査に対する信用を失墜させる行為であり、県民の皆様に深くおわび申し上げます。再発防止に努めます」などとコメントしています。