子どもや職員がコロナ感染 全面休園の保育所など 126か所に

新型コロナウイルスに子どもや職員が感染し、全面休園となった保育所などは、9日の時点で16の都道府県の126か所に上ることが厚生労働省のまとめで分かりました。先週に比べて減少しましたが、初めて緊急事態宣言が出され感染者の有無にかかわらず休園する動きが出た去年の春を除くと、これまでで4番目に多くなっています。

厚生労働省が全国の市区町村からの報告をまとめたところによりますと、施設内で子どもや職員が感染したため全面休園となった保育所やこども園は、9日の時点で16の都道府県の126か所に上っています。

全面休園は、先週、185か所と過去最多を更新しましたが、今週は、59か所減少しました。

ただ、初めて緊急事態宣言が出され、感染者の有無にかかわらず休園する動きが出た去年の春を除くと、これまでで4番目に多くなっていて、依然として高い水準となっていることがうかがえます。