F2戦闘機 飛行中の接触事故原因 “追い抜き時の確認怠った”

ことし4月、福岡県の航空自衛隊築城基地に所属するF2戦闘機、2機が飛行中に接触した事故について、航空自衛隊は、追い抜き飛行の際にパイロットが目視による確認を怠ったことが原因だとする調査結果を公表しました。

ことし4月、福岡県築上町の航空自衛隊築城基地に所属するF2戦闘機、2機が山口県の上空を飛行していた際、機体どうしが接触しました。

けが人はいませんでした。

航空自衛隊が9日に公表した調査結果によりますと、当時、外部のカメラマンによる機体の撮影に協力するため、このカメラマンを乗せた1機が、もう1機の30メートルほど下を飛行し、追い抜こうとしていたということです。

この際、追い抜く側のパイロットは「オート・パイロット」の機能を使って高度を保っていたということで、追い抜く際、2機が接近したにもかかわらず、目視による確認を怠り接触に至ったとしています。

また、追い抜き飛行が行われたのは訓練空域に入る前で、自衛隊内部では訓練空域の外では編隊を崩してはならないと指導されていて、計画自体が不適切だったということです。

航空自衛隊トップの井筒俊司航空幕僚長は「基本に立ち返って再発防止策を徹底し、飛行の安全に万全を期してまいります」とコメントしています。