台湾海軍 新型艦“空母キラー”就役 対艦対空ミサイルを装備

中国軍の艦艇や航空機が台湾周辺での活動を活発化させる中、台湾海軍は、対艦ミサイルと対空ミサイルを装備した「空母キラー」とも呼ばれる新しい小型艦を就役させました。

これは台湾海軍が保有するコルベット艦に改良を加えた量産型の1隻目で、全長は65メートル、排水量は685トンと、従来型よりいくぶん大きくなっています。

船体は敵のレーダーに捉えられにくいステルス性をもち、従来型にすでに搭載されている対艦ミサイルのほかに対空ミサイルを追加装備しており、台湾メディアは「空母キラー」と呼んでいます。

9日、台湾東部の宜蘭県の軍港で就役式が行われ、蔡英文総統は「この軍艦の加入によって、われわれの海を守る海軍にとっては鬼に金棒となるだろう」と述べました。

9日は同じく台湾の造船所で建造された新型の機雷敷設艇も海軍に引き渡されました。

この機雷敷設艇の引き渡しは去年12月に続いて2隻目で、台湾当局は「世界でも最先端の自動敷設システムを自主開発した」としています。

台湾周辺では中国軍の艦艇や航空機の活動が活発化していて、台湾当局は抑止力を高め、有事の際に敵の上陸を遅らせることができるよう、軍備の増強を進めています。

中国外務省「大陸に対抗企てても 活路見いだすことできない」

中国外務省の趙立堅報道官は9日の記者会見で「台湾分裂勢力が、軍事的な手段を使って大陸に対抗しようと企てても、いかなる活路も見いだすことはできない」と述べました。