新型コロナ クラスター発生の自衛隊 大津駐屯地 感染者202人に

新型コロナウイルスの大規模なクラスターが発生した滋賀県にある陸上自衛隊の大津駐屯地で、6日と7日、合わせて15人の感染が確認され、先月下旬以降の累計の感染者数は202人になりました。

陸上自衛隊によりますと、新たに感染が確認された15人は、全員がこれまでに感染が確認された187人と同じく教育部隊の隊員だということです。

また、大津駐屯地の隊員はおよそ800人だということで、ほぼ4人に1人が感染した計算になります。

感染した202人は全員が同じ宿舎で寝泊まりしていて、少なくとも1回のワクチン接種を受けていたのはこのうち23人だったということです。

陸上自衛隊は、全国の教育部隊でワクチン接種を優先して進めることを検討しています。