「10月上旬までに必要なワクチン供給できる見通し」 河野大臣

新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐり、河野規制改革担当大臣は、記者団に対し、10月上旬までに、12歳以上の人の9割が2回接種するのに必要なワクチンを供給できる見通しになったとして、自治体に対し、効果的に接種を進めるよう呼びかけました。

この中で河野規制改革担当大臣は、10月上旬までに、自治体に供給するファイザーのワクチンの量が予定より100万回分余り増えることになったと説明しました。

そして「モデルナのワクチンを加えると、全国の12歳以上の9割に打てるワクチンをお届けすることになる」と述べ、10月上旬までに、12歳以上の人の9割が2回接種するのに必要なワクチンを供給できる見通しになったと明らかにしました。

そのうえで、河野大臣は「自治体によっては予約がなかなか取れないというところがあるが、十分なワクチンの量が、これから順次配られていく。都道府県と市区町村で調整し、効果的なワクチン接種を進めていただきたい」と呼びかけました。