“予約なし”若い世代にワクチン接種 那覇 宜野湾の2会場 沖縄

若い世代への新型コロナウイルスのワクチン接種を促そうと、沖縄県は8日から20代と30代の県民が予約なしで接種を受けられる取り組みを始めました。

沖縄県では、若い世代のワクチンの接種率が伸び悩んでいることから、20代と30代の県民が予約なしで接種できる取り組みを那覇市と宜野湾市の2つの会場で8日から始めました。

このうち、那覇市の会場では午後3時から1回目の接種が行われ、4人が訪れました。

宜野湾市では1回の接種に12人が訪れたということです。

接種した浦添市の23歳の男性は「沖縄では感染拡大が続いているので、少しでも予防したいと思って来ました」と話していました。

また、豊見城市の21歳の男性は「ネットだと、なかなか予約が取れなかったので予約なしで接種することにしました」と話していました。

この取り組みは、毎週水曜日と土曜日の午後3時と午後6時からの2回に分けて行われ、接種の上限は先着順にそれぞれ100人、1日400人まで受け付けています。

初日の8日は接種に訪れる人が少なかったことから、沖縄県は「周知の方法を改めて検討したい」としています。
※8日午後5時54分に公開した記事で、接種が行われる時間について
「午後3時と午後5時からの2回」とお伝えしていましたが、
「午後3時と午後6時からの2回」の誤りでした。大変、失礼しました。