世界ラリー選手権 2年連続で開催断念 来年 愛知と岐阜で開催を

ことし11月に愛知県と岐阜県で開かれる予定だったモータースポーツの最高峰のレースの1つ、世界ラリー選手権について、大会の実行委員会は新型コロナウイルスの影響で、去年に続いて開催を断念すると発表しました。

モータースポーツの最高峰のレースの1つ、WRC=世界ラリー選手権は、去年11月に日本では10年ぶりに愛知県と岐阜県で開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止されました。

これを受け、大会の実行委員会はことし11月に愛知県と岐阜県で大会を開催することを発表し、準備を進めてきました。

しかし、愛知県と岐阜県など、国内では新型コロナウイルスの感染拡大が続いていて、実行委員会は7日、公道を使用する競技の特性を考慮し、今後の感染状況も予断を許さないことから、ことしの大会も開催を断念すると発表しました。

大会の実行委員会は引き続き、来年の大会を愛知県と岐阜県で開催することを目指すとしています。