道路に下水工事の穴か 自転車の女性が転落し大けが 東京 府中

6日、東京 府中市で、自転車に乗っていた82歳の女性が路上に開いていた穴に転落して大けがをしました。穴は下水工事のために開けられていたとみられ、警視庁は安全管理が不十分だった疑いがあるとして捜査しています。

捜査関係者によりますと、6日午前11時半ごろ、東京 府中市是政の路上で、「通行人が穴に落ちてけがをした」と通報がありました。

警察官や救急隊が駆けつけたところ、近くに住む82歳の女性が深さ1メートル30センチほどの穴に転落していて、助け出されて病院に運ばれましたが、顔の骨を折るなどして重傷だということです。

女性は自転車に乗って現場を通りかかったということで、穴は下水工事のために開けられていたとみられています。

捜査関係者によりますと、当時、通行人などが転落しないようにするための柵などは設置されておらず、警備員も適切に配置されていなかった疑いがあるということです。

警視庁は安全管理が不十分で業務上過失傷害の疑いがあるとして、工事関係者などから話を聞いて調べています。

転落し大けがの女性「事故の瞬間の記憶がないくらいの衝撃」

東京 府中市で路上にあいた穴に転落して大けがをした82歳の女性がNHKの取材に応じ、当時の状況を語りました。

女性は6日、買い物に行くために自転車に乗って現場を通りかかったということです。

顔面を強く打って首の骨にひびが入るなどの大けがをしたということで、「事故の瞬間の記憶がないくらいの衝撃だった。駆けつけた息子には『穴の周りに柵などはなかった』と説明を受けている。こんなことが再び起きないように、警備員をきちんと配置するなどの対策をとってほしい」と話していました。

現場近くの住民「とても怖い」

現場近くに住む40代の男性は「昨日のお昼ごろ、警察官が集まっていて何があったんだろうと思っていた。道路に穴が空いたままになっているなんてとても怖いなあと思います」と話していました。