東京都 新型コロナ 16人死亡 1629人感染確認 重症者260人

東京都内では7日、新たに1629人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、16日連続で前の週の同じ曜日を下回りました。

また、都は感染が確認された16人が死亡したことを明らかにしました。
このうち2人は自宅療養中だったほか、別の2人は自宅で倒れているのが見つかり、病院搬送後に死亡し、感染が判明したということです。

東京都は7日、都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて1629人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

1週間前の火曜日より1280人減り、16日連続で前の週の同じ曜日を下回りました。

7日までの7日間平均は2231.1人で、前の週の63.4%です。

7日間平均が前の週を下回るのは14日連続です。

都の担当者は、「減っているとはいえ、1000人を大きく超える高い水準であることを忘れず、対策の徹底を続けてほしい」と呼びかけています。

7日の1629人の年代別は、
▽10歳未満が160人、
▽10代が130人、
▽20代が440人、
▽30代が306人、
▽40代が251人、
▽50代が190人、
▽60代が78人、
▽70代が40人、
▽80代が29人、
▽90代が5人です。

これで都内で感染が確認されたのは35万9192人になりました。

感染経路がわかっている738人の内訳は、
▽「家庭内」が最も多く519人、
▽「職場内」が79人、
▽「施設内」が61人、
▽「会食」が16人などとなっています。

東京パラリンピックの関連では、外国人の競技関係者1人と、日本人の業務委託の事業者4人の合わせて5人の感染が確認されました。

これで都内で感染が確認されたのは35万9192人になりました。

一方、7日時点で入院している人は、6日より51人減って4164人でした。

「現在確保している病床に占める割合」は65.9%です。

都の基準で集計した7日時点の重症の患者は6日より7人減って260人で、重症患者用の病床に占める割合は52.8%です。

重症患者の年代別は、
▽20代が4人、
▽30代が14人、
▽40代が43人、
▽50代が102人、
▽60代が60人、
▽70代が33人、
▽80代が4人です。

また、都は感染が確認された40代から90代の男女合わせて16人が死亡したことを明らかにしました。

このうち40代の男性と80代の女性は自宅療養中でした。

40代の男性は1人暮らしで、先月25日に感染が判明し、6日後の31日に自宅で倒れているのが見つかり、亡くなりました。

前日までの保健所の健康観察では軽症と判断されていたということです。

80代の女性は先月21日に感染が判明し、高齢で介護が必要だったため、自宅で医師の往診を受けていたということです。

このほか、70代と80代の男性2人は、いずれも自宅で倒れているのが見つかり、病院に搬送されましたが死亡しました。

搬送時の検査で感染が判明したということです。

これで都内で感染して死亡した人は2577人になりました。