中国の8月輸出額 前年比25.6%増 欧米の需要回復など受け

中国の先月の輸出額は、いわゆる巣ごもり需要の世界的な高まりで電子機器の輸出の増加が続いたほか、ヨーロッパやアメリカなどでの需要の回復も受けて、去年の同じ月と比べて25%余りの大幅な増加となりました。

中国の税関当局が7日発表した先月の貿易統計によりますと、輸出と輸入を合わせた貿易総額は5303億ドルと、去年の同じ月と比べて28.8%増加しました。

このうち輸出額は2943億2000万ドルと25.6%増加しました。

いわゆる巣ごもり需要の世界的な高まりを背景にしたパソコンなどの電子機器の輸出の増加が続いたほか、衣服やおもちゃなどの輸出も増えていて、ヨーロッパやアメリカなどでの需要の回復を受けたものとみられます。

中国の輸出は去年6月以降、プラスが続いています。

一方、輸入額も2359億8000万ドルと33.1%の大幅な増加となりました。

原油や金属などの原材料価格の国際的な高騰が主な要因で、7月と比べても増加幅が大きくなっています。

原材料価格の高騰を受けて製造業の景況感が低下していて、今後の中国経済に与える影響に警戒感も強まっています。