米国務・国防長官 カタールの首長と会談 連携強化を呼びかけか

アフガニスタン情勢をめぐってアメリカのブリンケン国務長官と、オースティン国防長官は訪問先の中東カタールでタミム首長と会談し、武装勢力タリバンとも関係を築いてきたカタールに外交・安全保障の両面から連携強化を呼びかけたものとみられます。

カタールを訪問中のアメリカのブリンケン国務長官とオースティン国防長官は6日、首都ドーハでカタールのタミム首長と会談しました。

アメリカ国務省によりますと、会談ではアメリカ人や通訳などの協力者がアフガニスタンから退避した際に、カタール側が協力したことに感謝の意を伝えたうえで、周辺地域の安全保障について意見を交わしたということです。

アメリカはカタールに軍の部隊を駐留させて、中東や中央アジアをにらむ軍事的な拠点と位置づけています。

また、カタールには武装勢力タリバンが対外的な窓口となる政治事務所を置いていることなどから、アメリカはアフガニスタンからの撤退に合わせて外交の拠点も移転させ、カタールの重要性が増しています。

アフガニスタンをめぐっては国外退避を希望する人がまだ現地に残されているほか、今後、テロの温床となるのをどう防ぐかも課題となっていて、会談ではアメリカ側が外交・安全保障の両面から連携強化を呼びかけたものとみられます。