フランス代表する俳優 ジャンポール・ベルモンドさん死去 88歳

映画「勝手にしやがれ」など、フランスを代表する数々の映画に出演し、幅広い演技で人気を集めた、俳優のジャンポール・ベルモンドさんが亡くなりました。88歳でした。

ジャンポール・ベルモンドさんは1933年、フランスのパリ郊外で芸術家の両親のもとに生まれました。

10代から演劇に関心を持ち、国立高等演劇学校で学びながら舞台や映画に出演し、しだいに演技力が評価されました。

そして、フランスの映画界に新風を吹き込んだヌーベルバーグの旗手、ジャンリュック・ゴダール監督の作品で1960年に公開された「勝手にしやがれ」で主人公を演じて、一躍スターとなりました。

その後は「リオの男」などアクションやコメディー映画にも出演して演技の幅を広げ、フランスの同世代の俳優アラン・ドロンさんとは人気を分け合いました。

ベルモンドさんは2001年に脳梗塞を患いましたが、回復したあとは再び映画に出演し、2011年には世界3大映画祭の1つ、カンヌ映画祭で最優秀賞の名を冠した「名誉パルムドール」を受賞しました。

ベルモンドさんの弁護士などによりますと、ベルモンドさんは最近は体が弱り、パリの自宅で療養していましたが、6日、家族に見守られながら静かに息をひきとったということです。

フランスのマクロン大統領は声明を発表し「彼は太陽のような陽気さと笑顔にあふれた、国の宝だった」と追悼しました。