ファイザーワクチン 来月中にすべて輸入完了 予定を前倒し

新型コロナウイルスのファイザーのワクチンについて、河野規制改革担当大臣は記者団に対し、来月から12月にかけて予定されていた供給が前倒しされ、来月中にはすべて輸入できる見通しになったと明らかにしました。

この中で、河野規制改革担当大臣は、ファイザーのワクチンについて「4月から6月で1億回分、7月から9月で7000万回分が供給され、残りはすべて、来月中に輸入が完了することになった」と述べ、来月から12月にかけて予定されていた供給が前倒しされ、来月中には、すべて輸入できる見通しになったと明らかにしました。

また、来月上旬までに、12歳以上の人の8割が2回接種するのに必要な量のワクチンを自治体に供給する考えを重ねて示したうえで「都道府県には、ワクチンが行き渡るよう調整をお願いしたい」と述べました。

さらに、各都道府県に今後の接種率の見込みを示してもらったところ、全国で88%になったと説明し「量的には十分対応できる」と述べました。

一方、記者団が「自民党総裁選挙に立候補した場合、ワクチン担当の業務に影響はないか」と質問したのに対し、河野大臣は「影響を出さないようにしっかりやっていきたいと思う」と述べました。