「入院待機ステーション」東京 北区の病院に開設 運用開始

新型コロナウイルスに感染して入院を待たざるをえなくなった患者を、一時的に受け入れる「入院待機ステーション」が都内の病院に開設され、6日から運用が始まりました。

6日運用が始まったのは、東京 北区の「東京北医療センター」に設けられた「入院待機ステーション」です。

東京都からの依頼を受けて開設したもので、都内では3か所目となります。

この病院では、新型コロナの専用病床を40床確保し、主に中等症の患者を受け入れていますが、「入院待機ステーション」の開設にあたっては会議室として使っていた部屋を転用しました。

部屋にはベッドのほか医療用の酸素ボンベ、臨時で用意したナースコール、それに急変時に備えた薬剤なども準備されていて、最大10人の患者を受け入れられるということです。

この病院では、翌日には医療機関に入院できる見込みの患者を一時的に受け入れることを想定していて、看護師2人が常駐して24時間体制で患者の状態を確認するほか、医師が部屋を訪れて診察し、酸素の投与や点滴、投薬のほか、場合によっては抗体カクテル療法も適用することにしています。
東京北医療センターの宮崎国久医師は「入院できる病床を増やすことができればいいのだが、マンパワーを考えると難しい。酸素濃縮器や心電図モニターの確保に苦慮したが、なんとか整った。自宅療養で亡くなってしまう人も相次いでいるので、1泊だけでも医療行為が受けられる場所を作って、亡くなる方を減らしたい」と話しています。