去年の台風10号 土砂崩れから1年 犠牲者を追悼 宮崎 椎葉村

宮崎県椎葉村で、建設会社の事務所が押し流され、会社の社長の家族や、ベトナム人の技能実習生など4人が犠牲になった土砂崩れから6日で1年です。
会社の仮の事務所では6日朝、社員らが集まって4人に黙とうをささげました。

去年9月、台風10号に伴う大雨で、椎葉村の建設会社の事務所などが土砂に押し流され、社長の妻の相生勝子さん(68)と、息子で専務の泰孝さん(40)、それにベトナム人技能実習生のチャン・コン・ロンさん(23)と、グエン・ヒュー・トアンさん(22)の4人が犠牲になりました。

土砂崩れから1年となる6日朝は、現場から500メートルほど離れた場所に建てられた会社の仮の事務所に、相生秀樹社長(71)や社員などおよそ20人が集まり、現場の方向に向かって焼香して黙とうをささげました。

復旧工事が続く現場には、今も斜面に大量の倒木が残されています。

相生社長は「1年たっても悲しみが癒えることはありませんが、下を向いているばかりではいられないので、これからも頑張っていきたい」と話していました。