沖縄 那覇 臨時休校だった小中学校が再開 分散登校

先週まで臨時休校となっていた那覇市の小中学校が、6日から再開しました。新型コロナウイルスの感染が子どもたちにも広がっていることから、中学校では、クラスを2つに分けて生徒に登校してもらう分散登校を行っています。

那覇市内の中学校は、新型コロナの感染リスクを下げるため、1つのクラスを2つのグループに分けて、午前と午後の入れ替え制で分散登校を始めました。

このうち、神原中学校の3年生の教室では、登校してきた生徒たちが間隔をあけて座っていたほか、窓を開け、扇風機を使って常に換気していました。

神原中学校の馬上晃校長は「先週まではオンライン授業で、今週からは分散登校と、態勢がめまぐるしく変わる中で対応に追われている。きょうは子どもたちの顔を直接見ることができて安心したが、感染者が出ないようこれまで以上に対策を強化していきたい」と話していました。

一方、小学校は、クラスを2つのグループに分けて1日おきに登校させ、登校日ではない児童は、タブレットを使って課題に取り組むということです。

那覇市の小中学校では中学3年生を除いて、来週まで分散登校や授業時間の短縮を行い、今月21日から通常の形で授業が行われる予定です。