松山市発祥の「野球拳おどり」 商標登録認める 特許庁

松山市が発祥のお座敷芸「野球拳」をもとにした「野球拳おどり」について、松山市と松山商工会議所が出願した商標の登録を特許庁が認めたことが分かりました。

自治体が出願した踊りの名称が商標登録されるのは珍しいということです。

「野球拳おどり」は大正時代に松山市で生まれ「アウト、セーフ」の掛け声とともに芸者とじゃんけんをするお座敷芸「野球拳」をもとにした踊りで、夏の「松山まつり」で披露されることでも知られています。

この「野球拳おどり」について、松山市と松山商工会議所が去年、商標登録を出願していましたが、特許庁は6日までにこの登録を認めたことが分かりました。

自治体にとっては地域の文化を広く知ってもらいブランドイメージを高めるねらいがあるとみられます。

自治体や地元の団体が農産物などの特産品を商標登録するケースは全国で広がっていますが、専門家によりますと自治体が踊りの名称を商標登録するのは珍しいということです。

今回の登録について、野球拳おどりを広めてきた「本家野球拳」の4代目家元、澤田剛年さんは「野球拳おどりができた当初の思いをくんで継承していきたいので、大切に守っていくためにも商標登録はありがたい。商標があることで松山が発祥の地だとしっかり伝えられます」と話しています。