5日の各地の人出 多くで減少 東京渋谷や那覇では増加

5日の各地の人出は、緊急事態宣言が出されている地域を中心に前の4週間の土日祝日の平均より減少しているところが多くなっているものの、東京・渋谷区や那覇市などでは増加しています。

NHKは、IT関連企業の「Agoop」が利用者の許可を得て個人が特定されない形で集めた携帯電話の位置情報のデータを使って、主な地点の人の数を分析しました。

調査した時間は▽日中が午前6時から午後6時まで、▽夜間が午後6時から翌日の午前0時までです。

このうち、
▽東京駅付近は日中は3%の減少、夜間は5%の増加、
▽渋谷スクランブル交差点付近は日中は21%増加、夜間は25%増加しました。

▽大宮駅付近では日中は0%とほぼ変わらず、夜間は18%増加、
▽千葉駅付近は日中は11%減少、夜間は2%減少、
▽横浜駅付近は日中は2%減少、夜間は1%増加、
▽大阪梅田駅付近は日中は2%増加、夜間は3%増加、
▽那覇市の県庁前駅付近は日中は41%増加、夜間は50%増加でした。

また、先月27日に新型コロナ対策として緊急事態宣言の対象地域に追加された8道県では、
▽札幌駅付近は日中は5%減少、夜間は6%減少、
▽仙台駅付近は日中は14%減少、夜間は0%とほぼ変わらず、
▽岐阜駅付近は日中は9%減少、夜間は27%減少、
▽名古屋駅付近は日中は20%減少、夜間は21%減少、
▽三重の近鉄四日市駅付近は日中は34%減少、夜間は56%減少、
▽滋賀の大津駅付近は日中は10%増加、夜間は20%増加、
▽岡山駅付近は日中は12%減少、夜間は17%減少、
▽広島駅付近は日中は15%減少、夜間は13%増加となりました。