ロボット活用で障害者に働く場を 遠隔操作で接客 東京・港区

東京パラリンピックが開催される中、東京・港区役所では体に重い障害のある人が職場から離れた自宅でロボットを操作し接客などを行う取り組みが進められています。

この取り組みは障害のある人の働く場を増やしていこうと東京 港区役所が続けていて、3日は区役所にある売店に専用のロボットが設置されました。

ロボットは離れた場所からタブレットなどを操作して頭や手を動かすことができるほかモニターなどを通してお客の様子もわかり会話もすることができます。
ロボットを操作したのは1歳のときに全身の筋力が低下する難病、SMA=脊髄性筋萎縮症の診断を受けた都内に住む永廣柾人さん(28)です。

永廣さんは体を動かすことが難しく自宅からロボットを操作し売店に訪れた客に「いらっしゃいませ」とあいさつをしたりおすすめの商品を案内したりしていました。

永廣さんは「このロボットのおかげで世界が広がりました。重度の障害があっても私のようにロボットを使えば働けるといろんな方に知っていただいて輪が広がればいいなと思います」と話していました。
港区障害者福祉課の小笹美由紀課長は「どんな障害があっても働くことができると知っていただきたいです。パラリンピックが開催される中、この取り組みを多くの人に知っていただけたらうれしいです」と話していました。