ロシア「対日戦勝記念日」祝う式典 北方領土でも行われる

ロシアが第2次世界大戦で日本に勝利したことを祝う式典が北方領土でも行われ、大戦の結果、北方領土の島々がロシアの領土になったとする立場を改めて強調しました。

ロシア政府は、第2次世界大戦が終結した日について、日本が降伏文書に署名した日の9月2日としていましたが、去年、ソビエト時代に「対日戦勝記念日」として祝日にもなっていた9月3日に変更しました。

3日はロシア極東のサハリンのほか、北方領土の島々でも駐留する軍の兵士による行進や記念式典が行われました。

このうち国後島では、島に住むロシア人や軍の兵士など1500人が式典に参加して、戦勝の記念碑に次々と花を手向けていました。

また、ソビエト軍が北方領土の島々を占領するきっかけになった千島列島の島での戦闘を再現した劇が披露され、ソビエト兵にふんした人たちが武器を片手に、船から降りて発砲しながら日本の国旗を立てたところまで攻め入る様子を再現していました。

ロシアは3日、ウラジオストクで開催している国際会議で、日本に投資を呼びかけるなど経済協力に期待する一方、北方領土をめぐっては、大戦の結果、島々がロシアの領土となったと強調し、ロシア側の立場を崩していません。