バイデン大統領の支持率が最低に アブガン撤退の対応めぐり

アメリカのバイデン大統領によるアフガニスタンからの軍の撤退の進め方について、アメリカABCテレビなどが世論調査を行ったところ60%が支持しないと答え、大統領自身の支持率もことし1月の就任以来、もっとも低くなりました。

アメリカABCテレビとワシントン・ポストは、アフガニスタンからアメリカ軍が撤退を完了した先月30日の前後4日間にわたって実施した世論調査の結果を発表しました。

それによりますと、アフガニスタンからの軍の撤退そのものについては77%の人が支持すると答えた一方、バイデン大統領による撤退の進め方については60%の人が支持しないとしています。

さらに、先月26日に首都カブールの空港近くで起きたアメリカ兵13人を含む多数の死傷者が出た自爆テロについて、53%の人が撤退の進め方が悪かったために起きたと答えていて、軍の撤退をめぐってバイデン大統領の政治手腕に厳しい見方が広がっていることが浮き彫りとなりました。

また、バイデン大統領自身についても、支持すると答えた人が44%だったのに対し、支持しないと答えた人が51%にのぼり、支持率はことし1月の就任以来、もっとも低くなりました。

政権発足から7か月余りで支持率が50%を下回ったのは第2次世界大戦後の歴代大統領の中ではトランプ前大統領を含めて3人だということです。