8月の豪雨 農地にたまった水の排除事業 激甚災害指定追加へ

先月、九州北部や中国地方など各地で相次いだ前線による豪雨の被害について、政府は農地にたまった水を取り除く事業にかかる費用が基準を超えたとして、すでに指定を決めている「激甚災害」に追加して自治体を支援することになりました。

先月、停滞する前線の影響で、福岡や長崎、佐賀など九州の各県や広島県などでは、平均の年間降水量の半分を超える記録的な豪雨となって川の氾濫や土砂災害が相次ぎました。

政府は農地や農業施設などの復旧にかかる費用の見込み額が一定の基準を上回ったとして、「激甚災害」に指定し自治体の費用を支援する方針です。

内閣府によりますと、その後の調査で、豪雨によって農地にたまった水を排除する事業の費用も基準を上回ったことから、すでに農地や農業施設などを対象に指定する見込みの「激甚災害」に追加で指定する方針を明らかにしました。

これによって、費用にかかる国からの補助率が最大で90%までかさ上げされます。

また島根県西ノ島町と隠岐の島町では河川や道路など、公共土木施設の復旧にかかる費用が基準を上回り「局地激甚災害」に指定される見込みとなりました。

これによって、2つの町では公共土木施設の復旧にかかる国の補助率が1割程度かさ上げされます。