三重 鈴鹿市 オンライン授業で企業の在宅勤務などへの協力要請

新型コロナウイルスの感染急拡大で、小中学校ではオンラインでの授業が中心となっていることなどから、三重県鈴鹿市は、商工会議所に対し、子どもがいる従業員の休暇取得や在宅勤務などへの協力を要請しました。

三重県に緊急事態宣言が出される中、鈴鹿市立の小中学校では、来週6日から児童・生徒は登校せずオンライン授業のみとするほか、市立の幼稚園は1日から臨時休園しています。

こうした中、3日、鈴鹿市の末松則子市長などが鈴鹿商工会議所を訪れ、会員企業の子どもがいる従業員が、自宅で子どもの面倒をみるため、休暇を取得したり在宅勤務を選択したりできるよう、協力を要請する文書を手渡しました。

鈴鹿商工会議所では要請の内容について、会員企業に速やかに周知するということです。

鈴鹿商工会議所の田中彩子会頭は「仕事によっては休めない業種はありますが、コロナ禍で子どもたちを守るためと感じとってもらい、判断してほしい」と話していました。