パラリンピック 新型コロナ 委託業者など新たに12人感染確認

東京パラリンピックに関連して、大会の委託業者やボランティアなど合わせて12人が新たに新型コロナウイルスに感染したことが分かりました。

大会組織委員会は3日、東京パラリンピックに関連して新型コロナの検査で新たに陽性反応を示した人は12人だったと発表しました。

いずれも選手村には滞在しておらず、このうち、海外から来日したのは大会の委託業者1人で、来日後14日間の隔離期間を終えているということです。

残りの11人は日本在住で、大会の委託業者が7人、ボランティアが2人、大会関係者と職員がそれぞれ1人でした。

これで組織委員会が先月12日から発表しているパラリンピックに関連した感染者の累計は287人になりました。

一方、組織委員会のまとめによりますと、東京オリンピック・パラリンピックに関連して海外から来日した選手や関係者は7月1日から今月1日までに5万4186人で、空港での検査で陽性が判明したのは54人、陽性率は0.1%です。

また、選手村や競技会場など大会の管轄下で行った94万3456件の検査では296人の感染が確認され、陽性率は0.03%となっています。

このほか日本在住の大会の委託業者やボランティアなどのなかには自主的に検査を受けて感染が確認された人もいて、組織委員会などはこうした人たちを含めて発表しています。