「オーケー」が関西スーパーマーケットに買収提案 争奪戦へ

首都圏を拠点とするスーパー、「オーケー」は、兵庫・大阪を地盤とする「関西スーパーマーケット」の買収を目指す方針を明らかにしました。
関西スーパーをめぐっては、阪急阪神百貨店の運営会社が子会社化する方針を決めたばかりで、両社の争奪戦となっています。

発表によりますと首都圏で120店舗余りのスーパーを展開する「オーケー」は、ことし6月、株式の7%余りを保有する兵庫・大阪が地盤の関西スーパーマーケットに対してTOB=株式の公開買い付けによる買収を提案していたということです。

しかし、31日、阪急阪神百貨店などを運営する「エイチ・ツー・オーリテイリング」が、関西スーパーを子会社化し、傘下にあるほかのスーパーと統合すると発表しました。

これについてオーケーは、買収の提案について実質的な協議の場が設けられておらず、株主への説明も十分になされていないとしています。

そして、10月末に予定されている関西スーパーの臨時の株主総会では、エイチ・ツー・オーの子会社になるという提案に反対する立場を示すとしています。

この株主総会で議案が否決されるなどして、子会社化が撤回された場合、オーケーは株式の公開買い付けを行い、関西スーパーの買収を目指す方針で、エイチ・ツー・オーとの間で争奪戦となっています。

スーパー業界では、ネット通販などとの競争激化で地域や業態を越えた統合や連携を目指す動きが活発になっていて、エイチ・ツー・オーと関西スーパーの今後の対応が焦点となります。