世界の認知症患者 65歳以上の6.9% 2050年には2.5倍に WHO推計

WHO=世界保健機関は、世界全体の認知症患者の数はおととしの時点で5520万人に上るとの試算を発表しました。2050年には1億3900万人に増加すると推計していて、患者や家族を支える対策が急務だと呼びかけました。

WHOは2日、認知症に関する新たな報告書を発表しました。

それによりますと、世界の認知症患者数は、おととしの時点で5520万人で、65歳以上の人の6.9%にあたると推計しています。

また、世界各地で高齢化が進むのに伴って、その後も認知症の患者数は増加し、2030年には7800万人に、2050年にはおととしのおよそ2.5倍に当たる1億3900万人に上ると推計しています。

一方で、患者や家族を支える公的な政策が講じられているのは世界の4分の1にとどまっているとしていて、WHOのテドロス事務局長は「すべての認知症の患者が支援を受け、尊厳を保ちながら生きていけるように、協調した方策が必要だ」と述べ、患者や家族を支える対策が急務だと呼びかけています。