“国は本気の痴漢対策を” 高校生たちが署名活動

痴漢の被害が後を絶たない中、安心して電車通学できる環境を作ってほしいと、新学期にあわせて高校生たちが政府に本格的な対策を求める署名活動を進めています。

若者の政治参加を進めようと、高校生や大学生などが中心となって活動している「日本若者協議会」は、先月上旬からオンライン上で政府に痴漢の対策を求める署名活動を行っています。

会見したメンバーの1人、高校3年生の女子生徒は、クラスの女子の半分が電車内などで痴漢被害にあっていた例を挙げ、認知される件数より実際の被害は多いとして、「『被害を訴えてもしかたがない』とか、『誰が犯人か分からない』と泣き寝入りをする人が多いが、諦めてはならない社会問題だ。国は本気の痴漢対策に乗り出してほしい」と訴えています。

要望では、痴漢の実態把握のための調査を行うことや、痴漢や性犯罪にあった際の対応方法について教育現場で教えること、再犯率の高さが指摘されているとして、加害者が早期に再発防止プログラムを受けられる仕組みづくりなども求めています。

団体によりますと、これまでに2万5000余りの署名が集まっているということで、今月中に関係省庁に要望することにしています。